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最終更新日:2019年12月10日
最終更新日:2019年12月10日
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第373話「律子さん35」

 今日は「まんさくツアー」でカヤックを使い「水落の滝」まで行くツアーに参加。
朝食後に酋長の所へ主人を迎えに行くと、主人は砂浜で寝ていた。テントの中に60センチほどの大ムカデが出た為、怖くて砂浜で一晩明かしたと言った。まだそれほど陽に当たっていないはずだが、主人の顔は赤黒く日焼けしていた。
ガイトの碇君は私に満面の笑みを浮かべながらハグすると言った。
「全然変わらないじゃないっすか」私が歳をとる訳がないっていうと。相変わらずだと言って碇君は笑った。
そこへ他の民宿客であるカナダ人のチョミカさん夫婦がやって来た。よくこの島で会う人だ。この二人は全く日本語が話せない。私も十数年振りの再会だった。奥さんは相変わらず、シガニーウィーバーに似ていた。
「おお、リツコ○×△#□」と言って旦那がハグしながら髭もじゃの頬を私の頬に摺り寄せる。今回も誰か通訳にできそうな人物がいないか私達を目で物色すると、ジョンを見つけてニンマリと笑った。早口の英語で話しかけられ、えせ外人のジョンの顔には?マークが出ている。そこに武田さんの小さな体が割って入り、流暢な英語で話し、たどたどしい日本語で通訳する。
「私とお前、いつから来たのか沖縄は暑い」ってなぐあいで意味が分らない。それをジョンがちゃんとした日本語に翻訳する
でも単語の羅列とゼスチャーで大概の事は通じてしまう。英語は気合。これが私の持論。
安達さんは疲れが溜まってきた様で、今日のツアーはお休み。でも、相方の宮西さんは病気にもかかわらず、元気一杯でツアーに参加し
た。いざ出かける間際になってジョンと武田さんが喧嘩を始めた。会話の一部が聞こえてきた。
「私、ウソつかない!」武田さんのお爺さんは、インディオだったそうで、骨董入りしそうな古いフレーズが私の頭の中でグルグルと回り出した。
「インディアン嘘つかない」宮西さんと玉城さんも同じことを考えていたのだろう。私の顔を見てニッと笑った。つづく

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