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最終更新日:2019年11月14日
最終更新日:2019年11月14日
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第554話「お暑いのがお好き」

どうりで寒いと思ったら、今朝は今季一番の冷え込みを記録したらしい。
「おはようございま~す。うふふふふ~寒い寒い寒い。あ~嫌だ嫌だ嫌だ」羽賀が背を丸めて出勤して来た。
「冬は寒いもんだ」と加藤。
「分かっちゃいるんですけどね。それにしてもここまで寒くならなくたっていいじゃないですか」
「毎年のことだろう」加藤が吐き捨てる様に言う。
「僕の身体は寒冷地仕様にはなってないんですよ」
「じゃ、沖縄にでも住めよ」
「暑いのも苦手なんです。どこかに暑くもなく、寒くもない所ってないですかね」
「そっか?暑いのは好きなんじゃないのか?」
「ダメですね。風呂だってぬる目が好きですし」
「それじゃ、まるでお前の人生みたいじゃないか、ぬるま湯にずっと浸かってるお前の人生そのものだ」
「おっ、上手い事言うじゃないですか、さすが加藤さん」と自虐的に笑う羽賀。
「だけど、みんなも寒がりですよね。こんなに社内を暖かくしちゃって・・・。いや、暖かいなんてもんじゃない、これって暑すぎません?」と言
いながら羽賀は部屋の奥にかけてある室温計を見た。
「ちょっとちょっと、二十八度ってなんですか、暑すぎでしょ、ほら、汗ばんできたし」羽賀が自分のおでこを撫でた掌を見て驚く。
「経費が勿体ないじゃないですか、ねえ部長」
「そうだな、本当に経費の無駄だよな、それにエコじゃないし」と部長が頷く。
「全く、誰だよ、こんなに暑くしたの、山本か?」
「違いますよ。僕が来た時はもっと暑かったんすから、空気の入れ替えをして、やっとこの状態っすよ」
「そういえば、昨日は遅くまで残業した様でご苦労さんだったな。帰りは寒くなかったか?」部長は、にこやかな顔で羽賀に言った。
「はい、事務所のストーブを強くして身体を温めて帰ったから大丈夫でしたよ」
「ほ~う、ストーブを強くしたんだ。そのあとどうした?」部長の顔が急に険しくなる。
「えっ?そのあとですか?」
「ストーブの火はどうしたって訊いてるんだよ」

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