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最終更新日:2020年01月18日
最終更新日:2020年01月18日
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第579話「モテ期」

今週も隣りの家の孫の四歳児、健太が遊びに来た。
今日は遊び相手の祖父が敬老会に行って留守なので、大人しく絵を描いている。
何気についてるテレビではドラマが流れ、昼間からキスシーンが・・・
「あっ、チューしてる」チャンネルを替えようとする僕に健太が言った。
「チューしたことある?」
「チュー?あるよ」
「俺もよくするんだ」
「お母さんとだろ?」
「お母さんもそうだけど、
保育園でいっぱいする」
「いっぱい?」
「うん、してって言うからしてるだけ」何とも羨ましい話ではないか。
「へ~っ、モテルんだな」
「うん、モテモテだ。俺のモテモテを分けて欲しい?」
「うん、欲しい」
「彼女いるのに?」
「うん、いても欲しい」
「じゃ、いくよ、モテルモテルモテル~。よし、俺のモテルを三個あげた」
「ケチだな、たった三個か」
「じゃ、十個やるよ」と言って健太は両手を出して順番に小さな指を折りながら、
モテルを十回繰り返した。
その時、母がそばに来て言った。
「あのね健太、女の子にチューばかりしてたらダメなんだよ」
「何で?」不思議そうな顔で訊く健太。
「チューは本当に好きな人とするものなの。健太はお母さんのこと好きでしょ?」
「うん、大好き」
「大人になったら、お母さんと同じくらい好きになる人が見つかるからね、その時までとっておかなくちゃダメなんだよ」
「そうなのか?」と慌てた顔で僕の顔を見る健太。
「そうだよ、チューばっかしてたらモテなくなるぞ」
「えっ?そうなの?さっき十個もあげちゃった」
「先に三個貰ったから十三個だな」と僕が笑う。
「え~っ、じゃ十個返して。モテルモテルって十回言って~ね~、ね~ってば」
「分かったよ」僕は健太の言う通りにした。
「あ~良かった。俺はもうチューはしない。モテルけどな」ドヤ顔で僕を見ながら健太は言った。

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