先日社内で、携帯電話と言う名称は今風では無いと言う話しになった。
「そもそも省略して言うにしても『携帯』はないだろう『携電』だよね」
「なんで『携電』？」
「だって『ファミリーコンピューター』は『ファミコン』で『ファミリー』とは言わないし『パーソナルコンピューター』も『パソコン』だろう」
それじゃ、どう言った名称にすれば良いのか。
今後更にグローバル化して行くであろう情勢に適応すべきは、やはり横文字こそが相応しいと言う者の意見に皆が納得。
「『ミニ電』はどう？」
「和洋折衷で何だか気持ちが悪いな。それに全然グローバルじゃないし」
「『ポケットフォン』で『ポケフォン』はどう？」
「おっ良いね、でもどっかで聞いた事あるな」
「あっ！それって『ポケモン』じゃない？」
「そうだ、紛らわしいよ」
「それじゃ『パーソナルフォン』で『パソフォン』なんてどう？」
「あらっ！良いね良いね。『パソフォン』グローバルじゃないの。それでは今日から『パソフォン』って呼ぶ事にしよう」
「何事も小さな事からコツコツと。だよな」と言ってる矢先に一台の『パソフォン』が鳴った。
「お～い！○○。携帯鳴ってるぞ～」