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最終更新日:2020年01月18日
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第519話「マーちゃん41」

今日は叔父の家にマーちゃんと遊びに行く事になっている。マーちゃんとは小学五年生の男の子で、僕の友達の息子のことだ。マーちゃんは礼儀正しく、目上の者には必ず敬語を使う。
玄関のドアが開き、マーちゃんが出て来た。
「いらっしゃいませ、ちょうど良い所に来ましたね」と、笑顔で迎えてくれた。
「早かったな、お前も食えよ」友達が楊枝で、たこ焼きを突き刺しながら言った。
「一箱は多いな、そんなに腹減ってないし」僕はマーちゃんにたこ焼きを箱ごと渡されて言った。
「それにしても随分タイミングが良いな」僕はたこ焼きの蓋を開けながら言った。
「お前とは長い付き合いだからな」
ここでマーちゃんが笑う。それを見た友達が、目で何か合図している。
「二人で何こそこそしてるんだよ」僕がいぶかしげな顔で親子の様子を眺めると、マーちゃんが言った。
「お父さんは乗りやすいタイプなんです。それも、おだてに」マーちゃんが笑う。
「それは昔からだよ、単純だからな」と僕。
「さっきスーパーへ買い物に行ったら駐車場で、たこ焼きが売っていたので、買って帰る事にしたんですけど、その時、たこ焼き屋さんに親子じゃなく、年の離れた兄弟だと思ったって言われたんです」バラされて仏頂面の友達。
「なるほど、それで気を良くして一箱多く買ったって事か」と僕が笑う。
たこ焼きも食べ終え、僕等は叔父の家へと向かう事にした。
友達が何か買って行けと、マーちゃんにお金を渡す。
車中、叔父の好きな、たい焼きを買って行こうという事になり、店へと寄った。
たい焼き屋の店員はマーちゃんから五年生だと聞き、しっかりした態度に驚いた様子で言った。
「うちの息子と同じ歳とは思えないね。しっかりしてて利発そうだし、うちの子も見習わせたいもんだね」
それを聞いたマーちゃんは、少し顔を赤らめ、照れくさそうな顔で言った。
「やっぱり、たい焼き五個じゃなくて十個下さい」

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