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最終更新日:2024年04月26日
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第166話 「マーちゃん7」

友達が出張の為、小学五年生のマーちゃんを一晩預かる事になった。
「この前、学校に友達が、きゅうじんくんを持って来て、これってお前に似てるなって言ってました」マーちゃんが夕食を食べながら言った。
「それでどうなった?」僕が聞いた。
「そうだよって言ったら、みんな驚いてました」
「いじめられたりしてないか?大丈夫か?」
「むしろその逆ですね。みんなから羨ましがられてますよ。僕と一緒に居ると、載せて貰えるかも知れないって思ってる見たいで、友達が急に増えちゃいました」
「そっか。それなら良いけど、もし何かあったら言えよ。直ぐに止めるからさ」
「いえ、どんどん書いて下さい。大歓迎です。でも反響ってどうなんですか?」
「それがさ、凄く良いんだよ。結構マーちゃんのファンが多くてさ、毎週ハガキやメールで、もっとマーちゃんの話しを書いてくれって言うのが来るんだよ。後は叔父さんも人気があるな」
「あっ、そう言えば、おじさんってエッチなんですね」
「エッ?何で?」
「だって、飲み屋さんの女の子のオッパイ触ったりしてるでしょ?あのポニョのお話し読みましたよ。おばさんに怒られたみたいですね。大人の男の人ってみんなエッチなんですか?」
「お父さんもエッチだろ?」
「はい、もの凄くエッチです。僕も大人になったらエッチになるんでしょうか?」
「そりゃお父さんの子だもんエッチになるよ」
「エ~ッ嫌だな」
「男はみんなエッチなの!」
「でも僕は絶対エッチにはなりませんから」夕食が済んで一緒にテレビを見ているとマーちゃんが言った。
「夕べお母さんの夢を見ました」父親である友達はマーちゃんが二歳の頃に離婚したので、マーちゃんは母親の顔を知らない。
「顔は見えたの?」
「それが、『ほしのあき』だったんです」
「・・・マーちゃん。それってもう・・・」

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