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最終更新日:2020年11月20日
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第680話「マーちゃん69」

友達が息子と、何やら言い争いをしていた。
「僕は違うと思います。約束というのは、お互いが合意し、納得した上で行うものだと思います」と息子のマーちゃんが小学五年生とは思えない口調で父親に何やら意見をしている。
僕はよくここに遊びに来るのだが、友達ではなく、どちらかというとマーちゃんに会いに来ている感が強い。何故って、面白いから。
「また親子喧嘩か?」
「違うよ。諭してんだ」
「いつも、諭されてるくせにか?」と僕が笑う。
「聞いてくれますか?」と言うマーちゃんに僕が頷く。
「僕は先生が宿題を出すのは何とも思いませんが、宿題って本当にやらなくちゃダメなんでしょうか?」
「俺も宿題は、あまりやらなかったから偉そうな事は言えないけど、やっぱ宿題はやらないとダメだと思う」
「ほら見ろ、俺と同じだ」
「じゃ何故?ってとこからさっきの話に続くんですが」
「俺は先生との約束だからと言ったんだ」と友達。
「なるほど、宿題は一方的な押し付けで、合意してないから約束じゃないってか」
「そうです」
「でもさ、世の中には合意のない約束もあるんだよ。相手の立場が自分より上の場合はよくある事なんだ」
「そんな理不尽な事って」
「そう、世の中はその理不尽でできているんだよ」
「分かりたくはないですが、何となく分かる様な気がします。そう考えると宿題は約束だから守らなくてはダメなんですね」約束という言葉で、僕はここに来る前の出来事を思い出していた。
「だから約束は・・・守らなくてもいい」
「えっ?」と驚く親子。
「こっちがちゃんと約束を守っても、相手が守らなきゃどうしようもないだろう。馬鹿を見るのはこっちだ」
「どうしたんだ?」と友達。
「それに宿題は約束じゃない。自分の為だ。もし自分の為にならないと考えるんなら、やらなくても良いよ」
「でも、やらないと先生に怒られますよ」
「何故?やらなくて後で困るのは自分だろ?先生が困る訳じゃない」つづく。

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